COLUMN
スタッフ・生産者さんコラム
食の宝島佐渡 通信 2024年6月号
今年の夏も猛暑が見込まれていますが、
また昨年のような日照りに見舞われないことを心から祈るばかりです。
稲も人と同じで、暑いと消耗して肥料を多く必要とします。
台風で倒伏しにくい品種や、高温に強い品種など様々取り入れていますが、
近年の異常気象に対応することはとても困難です。
土屋店長の田んぼの多くは
朱鷺と生き物に優しい米作り(特別栽培米)に取り組んでいるため、
猛暑のような過酷な環境下で農薬・化学肥料を減らしても
収穫まで辿り着けるよう、米糠や酒粕などの有機肥料を活用しています。
微生物が分解してくれた有機物は養分となり、
化学肥料を減らしても地力を維持・向上させることが出来ます。
さて、今は田んぼの畦にキク科のブタナが群生しており、
とても美しいのですが、雑草は稲の害虫の住処になってしまうので
眺めるのは一時だけ。これから秋まで定期的な草刈りが大切です(^-^;)