COLUMN
スタッフ・生産者さんコラム
【 米づくり 】- 田植えの準備 –
佐渡島内、5月は田植えを開始するところが多く、
ゴールデンウィークの田んぼはとっても賑やかです!
畦道に白い軽トラが停まり、田んぼには赤や青の農機具が点々と見えています。
春先に準備した苗を植える田植えですが、その前に田んぼの準備も必要です。
【田起こし】
田んぼを掻き混ぜ、
土を乾燥させながら肥料、
そして牡蠣殻や米ぬかを
混ぜ込んでいきます。
(左写真)
また、田んぼの水漏れを防ぐために行う【畔塗り】も行います。
トラクターを使って田んぼを囲う土の壁に土を塗り付けていきます。
その後、田起こしを終えた田んぼに水を張り、次は代掻きです。
【代掻き】
田んぼの土を掻き混ぜ、
表面を平らにするこの作業は、
苗の均一な成長を促す要の作業です。
(左写真)
凸凹した田んぼを平らにするには、トラクタの緻密な運転技術が必要なんですよ。
【草刈り】
私たちの田んぼは大野山麓にほど近く、
急こう配に位置しているため、
高畦の草刈りはなかなかの重労働。
しかし、この場所だからこそ、
山林の養分を含んだ雪解け水が田んぼに流れ込み、
おいしいお米をつくることができるんです。
高齢化に伴い、難所での作り手が減っていく現実に対し、
可能な限り豊かな田んぼを守っていきたい!と
今年も米作りに励んでいます。